1949-04-15 第5回国会 参議院 決算委員会 第2号
○政府委員(平井平治君) 臨時軍事費特別会計は、昭和二十年度の決算と同時に國会の議決を頂いて、臨時軍事費特別會計としては一應済んだのでありますが、その後この会計を一應締切つたのでありますが、その後この特別会計の系統の歳入歳出が当時不明であつたものが段々分つて來たものが生じているわけであります。
○政府委員(平井平治君) 臨時軍事費特別会計は、昭和二十年度の決算と同時に國会の議決を頂いて、臨時軍事費特別會計としては一應済んだのでありますが、その後この会計を一應締切つたのでありますが、その後この特別会計の系統の歳入歳出が当時不明であつたものが段々分つて來たものが生じているわけであります。
次に、元臨時軍事費特別會計所属の歳入金又は歳出金で第二復員局で整理を取扱つたものについて申上げます。昭和二十一年度において、昭和二十一年勅令第百十號の規定により、臨時軍事費特別會計整理收入として、一般會計の歳入に掲記された金額の内、第二復員局で整理した顧は千二百四十七萬三千七百十六圓餘であります。
かくのごとく多額の不用額を生じましたのは、主として臨時軍事費特別會計への繰入金の減少いたしましたのが百一億千三百五十八萬三千九百二十九圓ありまするのと、昭和二十年度の豫算は、實行上努めて經費の節約を圖りました結果でございます。 次に昭和二十年度大藏省所管決算につきまして、會計檢査院から批難報告せられましたものは、一般會計特別會計を通じまして二件でございます。
ごく簡單に申し上げますと、昭和二十一年勅令百十號、これはポツダム勅令でありまして、今まで臨時軍事費特別會計というものは年度の區分のない會計でございましたが、これをただいま申し上げました昭和二十一年勅令百十號というものによりまして、臨時軍事費特別會計は昭和二十一年二月の末日で終結をいたすことにいたしました。
取扱はそういうふうになつておつたということは一應わかりますが、たとえば隱退藏物資等の形でこの臨時軍事費特別會計の中から支出されて、一應支出された形にはなつておりますが、物として存在しているものがないとはいえませんが、そういう物として存在しておりましたものが處理されたものは、今日までどのくらいございますか。
○冨田委員 ちよつとお尋ねしますが、昭和二十一年度の臨時軍事費特別會計の決算のときに、證據書類等の未提出のために、未整理のものがある。これは一應支出濟みとして一般會計に繰入れるということになつておりますが、これは將來整理されました後にどのくらいはいつてくる御豫定になつておりましようか。
この豫算不用を生じた最大の事由は、終戰に伴いまして臨時軍事費特別會計への繰入を打切りましたために百一億千三百餘萬圓が不用となつたことによるのであります。
また會計の違い、一般會計の歳入を臨時軍事費特別會計の歳入として間違つて納めましたもの、これが臨時軍事費特別會計の歳入になつてしまいますので、一般會計の歳入に載るべきものが載つていない。これが四百七十三圓。二十一年の歳入を二十年度歳入として間違つて納めるということもここに起つてまいります。
そうしてその臨時軍事費特別會計の會計制度は、九月三十日をもつて主計簿を締切りまして、前囘の帝國議會にその決算を出したわけであります。同時に判明しておりました數字で一應決算をいたしまして、その後に出てくる異動につきましては、毎年度の一般會計豫算において整理をする、こういう關係に相なつております。
この豫算不用を生じました最大の事由は、終戰に伴いまして臨時軍事費特別會計への繰入れを打切つたために、百一億一千三百餘萬圓が不要となつたことによるのであります。